自動車・二輪
自動車・二輪業界のケーブル/ワイヤーハーネス試験器
自動車・二輪業界で求められるワイヤーハーネス試験器とは
- 自動車のワイヤーハーネスはメインハーネスとサブハーネスに大別されますが、最近はセンサー部品に関連するハーネスAssyも多くなりつつあります。
- 自動車に於いてはメインハーネスは2000ポイントを超える多ポイントが主体で、サブハーネスは200ポイント以下の少ポイントのものが殆どです。
- バイク等の二輪車では、500ポイントまでの中規模のポイントが多いようです。
- 最近のメインハーネスでは、周辺ハーネスも取り込んだ3000ポイント超のメインハーネスも多くなってきています。
- 試験内容は、単純な導通(オープン/ショート/誤配線)が殆どで、一部ダイオードや抵抗器が入るものもあります。
- 検査作業は組立工程の一部となっていて、治具板と呼ばれる実寸長の専用ボードが用いられ、運用方法も各社各様でそれぞれの進化をみせています。
- 検査工程は被検査物のコネクタを治具板に配置された相手側アダプタに挿入した時点で判定し進めていく進捗型試験です。
- この方式は、他の産業のハーネス検査の一括試験方式とは大きく異なっています。
- 最近は検査工程やタクトの改善、量産効果等から一括試験方式の採用もみられています。
- エアバック等の安全に関連する部品ハーネスAssyでは、以前から導通と導体抵抗、耐圧、絶縁、瞬間断線試験も行われ、より信頼性の高い試験が行われています。
- F1や二輪レーシングのハーネスは、極めて小ロットで製作され自動車ハーネスよりは、航空機ワイヤーハーネスに近い分野で、試験内容も導通、導体抵抗、耐圧、絶縁、瞬間断線試験が行われます。
ソリューションサービス
NACはこの分野において20年以上の実績と経験があり、自動車用ハーネス検査に対応したモデルとアプリケーションをご用意しております。
またアプリケーションもお客様の検査工程や運用方法に合わせたカスタマイズを特長としております。
お客様が現在お使いの御社内製試験器や他社製試験器の検査データ(試験するための元データ)を弊社の検査器にコンバージョンするツールのご提供や変換サービスも行っており、移行が大変スムーズです。
今まで検査データの作成に数日から数週間かかっていた工数がハーネス用のCADデータからは僅か数クリックで検査データと治具板用配線表の作成を自動で行うツールもご提供しております。
詳しくはお問い合わせ下さい
NACの強み
- この分野において経験豊富な担当スタッフがお客様のご要望を聞き取り、導入までの最短でベストプライスをご提案致します。
- 最近は単なる導通だけでなく導体抵抗、耐圧、絶縁、瞬間断線試験を行うお客様も多く、仕様決めのお手伝いから最適なモデルのご提案を致しております。
- 企画、開発、設計、製造まで全て自社にておこなっており、お客様の要求に柔軟に対応できる体制を整えております。
適用ワイヤーハーネス
- 自動車用メインハーネス
- 自動車用サブハーネス
- 自動車用センサー部品ハーネスAssy
- 二輪用ハーネス
- F1/二輪レーシング用ハーネス