【JASO/JIS/IEC】瞬間断線の規格と検査設定について
検査・試験の考え方
昨今需要の高まる瞬間断線検査。 各規格に沿って、厳密な検査を行う場合、検査器のスペックもそれに合わせる必要がございます。 瞬間断線検査器NMS10はJASOを想定された製品です。JIS/IECの規格に沿った厳密な検査はカスタマイズにて実現可能です。
自動車規格 JASO D616 5.13 の瞬間断線検査
自動車関連の瞬間断線検査ではJASO規定の7Ωの抵抗変動を瞬間的な断線と規定するケースが多いです。 〜検査器と検査設定例〜 瞬間断線検査器NMS10 にて瞬断判定抵抗値を7Ωに設定し、検査を行なってください。 瞬間断線検査器NM11B ではカスタマイズ版にて瞬断判定抵抗値を7Ωとして検査可能です。
JIS C 5402-2-5:2005 (IEC 60512-2-5:2003) の瞬間断線検査
JIS/IECの規格では電圧が電源電圧の50 %を超えたとき (又は開いたコンタクトの両端の電圧が電源電圧の50 %を下回ったとき)と定められています。 〜検査器と検査設定〜 NMS10では、下記いずれかによってJIS/IECの規格と等価設定になります。 ・検査電流1000mA , 瞬断判定値12Ω ・検査電流100mA , 瞬断判定値120Ω ・検査電流10mA , 瞬断判定値1.2KΩ *NMS10標準品の検査電圧はDC12Vです。DC10V以下とする場合は、カスタマイズにて対応が可能です。